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Interview 02

やりがいのベクトルを
自分から仲間へ
リーダーの経験が自分を変えた

R.F 人材紹介事業部 横浜支社 第1事業所長 中途入社8年目

アップデートを続ければ
結果は必ずついてくる

自分の実力が数字で分かりやすく表れるところが好きで、新卒からずっと営業職に就いています。目標を達成できないことへの不安がないわけではありませんが、ダメならダメでその原因を追求し、次につなげればいい。目標が明確で、良い結果が出れば達成感を得られる、単純明快な仕事だと思います。

入社時の当社は駆け出しのベンチャー企業で、横浜事業所には私を含めてメンバーが4人しかいませんでした。自分の営業力次第で、会社も自分もどんどん成長させられる。腕試しができる伸びしろだらけの環境は、私には理想の職場でした。

入社してからは、ずっと自己ベストを更新し続けています。大切なのは、求職者様の真意を汲み取ること。そして、ご紹介先に入職されるまでの間も充実した情報をお伝えし、モチベーションの維持をサポートすること。そのために必要となるのは、コミュニケーションや情報収集といった営業の基礎で、特別なことはしていません。「人」にアプローチする仕事なので、予想外の結果になることはあります。しかし、目標を持って常にモチベーションを高く維持し続け、常に自分の営業スタイルをアップデートし続けることで結果は必ずついてきます。

初めてぶつかった
「マネジメント」という壁

業績ではずっとトップを走り続けていたので、リーダーとして誰かを引っ張るよりも、自分が好きなスタイルで営業が出来ればそれで良いと思っていました。しかし、20代後半に入ったとき、マネジメントの経験を積むことが、将来的に自分の糧になると考え始めました。当社は、個々の「やりたい」という気持ちを尊重してくれる会社。「事業所長になりたい」と思ったときに、タイミングよくそのチャンスを頂きました。それが3年目の夏です。

マネジメントは、入社して初めてぶつかった壁。最初のうちは、チームメンバーのことを全く理解してあげられませんでした。私にとっては「できて当たり前」でも、相手にはそうじゃないことがある。それが分からず、ただ一方的に成果を求めていたように思います。しかし、メンバーの人数が増えたことでますますサポートが行き渡らなくなり、伸び悩むメンバーが出てしまいました。これには悩みました。そこから少しずつ、自分自身の言動を見直すように。メンバーの適性やそれぞれの力に合わせて言葉をかけることで、能動的な行動を引き出すように意識してきました。

今はチームの成長が
自分の喜びに

自分のサポートでメンバーが成長しているという手応えを感じ始めたのは、ごく最近です。チームのメンバーが、頑張って自己ベストの業績を出してくれたのです。自分が伝えてきたことがメンバーの結果にきちんと繋がっている状況が感慨深く、今までやってきたことが花開いたと感じました。

「仲間で力を合わせれば、一人ではできない大きな結果が出せる」。以前上司から聞いた時にはピンときませんでしたが、事業所長という立場で経験を重ねるうちに理解できるようになりました。自分が営業のトップを走らなければ納得できなかった頃とは違って、今はむしろ、メンバーが成果を出してくれることが嬉しいですね。

今のチームは、気を引き締めるところでは引き締め、笑う時は笑い、メリハリがあって雰囲気が良いチームです。メンバーは、お互いに良いところも悪いところも遠慮なく言い合って、切磋琢磨しています。そんなふうに自分で考えて動く姿を見ると頼もしく感じます。ただ、私自身の成長も含めて、まだまだ納得できるレベルではありません。これからは、私のチームから事業所長に昇格できるメンバーを輩出することが目標。個々の力を高め、いっそう強いチームを作りたいですね。